市民の願い 実現のため 若い力で頑張ります!

議会報告

保育新制度、放課後等デイサービスについて 2013年12月本会議一般質問②

  • [議会報告]
  • カテゴリー:
  • 2014/01/07 更新

保育新制度について

子ども・子育て新システムが、昨年8月に自民党、公明党、民主党の3党合意により国会で強行採決されました。この「新制度」が保育に対する国・自治体の責任を大幅に後退、縮小させ、保育の営利化、産業化に道を開くものであることは明らかです。

この間も市議団は、新システムの問題点を指摘してきましたが、それに対して豊中市はこの新制度の目的と本市の基本理念は一致すると答弁してきました。

そして、2013年12月議会の補正予算の中で、保育新制度に向けたシステム開発の債務負担行為も出され、再来年には実施されようとしています。

私はまず、この新制度に関しての市の認識を改めて問いました。その質問に対し、市は質の高い幼児期の学校教育・保育の総合的な提供などで保護者にとってメリットがあると答弁をしました。そこで、私は、質の高さを図る基準として子ども達の日々の生活経験こそが保育の質を図る中心であるが、それ自身を図るのは困難であるため、密接な関係がある保育者の経験や専門性、保育者の受け持ち人数がどうかという保育条件の質、保育者の給料、福利厚生、など労働環境の質を指標として保育の質を図ることが一般的であることを示し、現在、詳細設計されている新制度が本当に保育の質を確保されるものであるか認可基準と保育の必要性の確認の2点について質問しました。

一点目の認可基準については、この制度では保育所、認定子ども園、幼稚園、家庭的保育、小規模型保育、居宅訪問型保育など多様な施設、事業に公費が出されることになっており、この中の小規模保育事業においては、保育従事者の半数以上が国家資格をもっていればよいということを国において決められている。しかし、保育の専門性を守り、質の向上させていくために、豊中市で基準を作っていく上で、保育者は保育士などの資格をもつものとしていくべきではないか?と質問をしました。

また、営利企業の参入の拡大も新制度の中で狙われているが、営利企業であれば、儲からなければ撤退することや儲けのために保育士の給与も低くして、配当など他へ流用することも考えられ、全体として保育の質を下げることにもつながる。これまで通り営利企業の保育への参入は認めないという立場を堅持すべきではないかということについても質問をしました。

すると市からは「保育士による保育、社会福祉法人等による保育所設置を基本にする」という答弁がありました。

二つ目に保育の必要性の確認については、保育短時間と保育標準時間の2つに分けること保育時間を2つに分けることが示されています。現場の保育士からは、保育時間が違う児童ができることによって集団保育がやりにくくなる可能性がだされており、質の高い保育を守るという立場からも市として国に対して意見を伝えていくこと、そして、子供が必要な保育が受けられなくなる可能性もあるがどう考えるかを示しました。

また、利用者負担について、上乗せ徴収等も可能ということが示されている中で、どんどんと上乗せ徴収が広がれば、所得が低い家庭の児童が上乗せ徴収の多くある保育所は選択できなくなることもあるが、市としてはどう考えているのかと質問しました。

市からは、今後の動きを見ていくという答弁しか出されませんでした。

 私は、豊中市として保育の質を低下させず、保護者の応能負担を守っていく、そのためにも国にも言うべき事を言って頂き、市として保育の責任を果していただくことを求めました。

放課後等デイサービスについて

放課後等デイサービスは、障害のある児童が放課後や長期休暇中に居場所として通う施設ですが、新たに放課後等デイサービスができた際に、十分知らされていないのではという声が市民からありました。そこで私は、放課後等デイサービスを利用したいと思っている市民に対し、新たな施設ができたときにどのように案内しているのか、また、保健所や支援学校などの連携はどのようになっているのかを質問しました。

市からは、新たな事業所ができたときには、市民に対しても、また保健所や支援学校に対しても事業所一覧を渡すだけという答弁でした。

私は、放課後デイサービスについては、豊中市は通所のための支給決定と事業者の紹介の部分でしか市民と関わることがなく、どんな療育内容を選択するかは保護者にあるのですから、できる限り多くの情報を保護者に提供できるようにしていく、そのためにも各放課後等デイサービスの内容等をまず市として把握していくことを求めました。

保育士不足について 2013年12月本会議一般質問①

  • [議会報告]
  • カテゴリー:
  • 2014/01/02 更新

2013年12月議会での一般質問で、私は保育士不足の解消について、保育新制度について、放課後等デイサービスの3点について取り上げました。

保育士不足について
 保育士不足は、全国的にも問題となっていますが、豊中市でも深刻です。いくつかの民間保育所にお話を伺うと「保育士を募集しても、1名から2名の募集に対し、応募には1名から2名しか来ない。勤務時間が長く、時差勤務もある、国が保育士に求めるものも大きくなっている。」「年度途中での保育士確保は大変で、ハローワークや派遣などで対応している」「人が少ない中で弾力化も断念した」「保育所を増やそうとしても、保育士が足りなくて躊躇している」などの声が出されました。
 私はまず、豊中市に対して保育士不足が豊中市でも起きており、それが問題だとかんがえているのかと質問すると、市は「保育士不足は豊中市でも例外ではない」と答え、市においても保育士不足は問題だいうと認識を示しました。
 そこで、私は豊中市として保育士確保のために、保育士が不足している原因を明確にし、その点を改善していくことが必要だとして、①保育士の賃金の引き上げのために、市として保育所に対し、現状の助成を拡張②保育士確保のために民間保育士連合会が行っている就職フェアに対して豊中市としても資金面、そして参加者を増やすために広報するなど支援をしていくこと③豊中の保育所に就職してもらえるようにするために豊中市としても保育養成所などに案内をするなどの活動を行う④潜在保育士の掘り起こしを行い、就職の斡旋につなげる制度の創設の4点を求めました。
 それに対して市は、②の就職フェアについては支援を検討すると答弁しましたが、その他については、なかなか前向きな答弁は示されませんでした。
 私は12年の賃金構造基本統計調査によると、保育士の平均月収は二十万八千二百円で、全職種平均の二十九万七千七百円より約九万円も低くなっている事実を示し、市として保育士の賃金向上に努めていくこと、そして、保育士の斡旋については、豊中市の雇用労働課で行われている就労支援に関する事業と共同して、潜在保育士の実習を行い、雇用につなげるなどまだまだ市としてできることがあるということを指摘し、保育士不足に対して市がきちんと対処することを求めました。