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日日是好日を読んで(読書の話)

  • [一言イットク!]
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  • 2018/11/05 更新

この前、立て看板用の証票を大阪府の選挙管理委員会にもらいに行くことがあり、その途中に「日日是好日(森下典子著、新潮文庫)」を読んでました。

 筆者がお茶を習っている中で書いた本なのですが、お茶のことを何も知らない、もちろん、習ったこともない私が読んでも面白い本でした。

筆者がお茶を習っていく中で、がんじがらめの決まり事をこなしていきながらも、少しづつお茶の意味や季節の移ろいなどに気づいていく様子が描かれているのもいいのですが、私は、お茶の学びを書いているところが気に入りました。ちょっと好きな部分を引用してみます。

「お茶をわかるのに時間制限はない。三年で気づくも、二十年で気づくも本人の自由。気づく時がくれば気づく。成熟のスピードは、人によってちがう。その人の時をまっていた。 

理解の早い方が評価されるということもなかった。理解が遅くて苦労する人には、その人なりの深さが生まれた。 

どの答えが正しくて、どれが間違っている、どれが優れていて、どれが劣っているということはなかった。「雪は白い」も「雪は黒い」も「雪は降らない」も、全部が答えだった。人はみんなちがうのだから答えもちがう。お茶は、一人一人のあるがままを受け入れている(P228)」

この本では、学校教育との対比してお茶は大きく違うと書かれていましたが、本来は学校での教育も一人一人の成長をしていくことを保障していく、そして、他人ではなく自分と比べて成長が実感できるようにしていくことが大切だと思いました。